【SI業界】そもそもシステムって何よ?【就活生向け】
【本記事は、システムって何?というSI業界志望の就活生等の初心者向けの内容です】
現在SIerで仕事をして6年ですが、今考えるとぼくが就職活動をしていた時はSI業界の仕事について全然わかってなかったです。 多分これから就職活動する人たちも、同じような悩みを抱えていると思うので、自分の知っていることを伝えていきたいと思います。(自分の経験によるもののため偏り等あると思います)
初回としてはタイトルの通り「そもそもシステムって何よ?」をお話していきます。
そもそもシステムって何よ?
IT業界のことを調べていくとシステムっていう単語がたくさん出てきますが、具体的なイメージを持っている人は多くないと思います。 じゃあシステムの意味はというと「仕組み」となります。うん、全然よくわからないですね。
ということでイメージを持ってもらうために、具体例を出して説明したいと思います。
今回は通信販売会社が「一ヶ月の売上を商品毎に集計したい」という場合を想定してみます。
ITの仕組み(システム)を使わない場合の通販の業務フロー
このフローで特に大変なのは、毎月の売上集計表の作成です。
何万もの伝票があるとすれば、これを手作業でやるのは現実的ではないですね。
*1
ITの仕組み(システム)を使う場合の通販の業務フロー
このように手作業に限界がある場合は、ITの仕組みを使って自動化してコスト(人件費)を削減した方が良いですね。そのために以下のような仕組みを作ります。
この場合、誰の手も借りずに全て自動化できてしまいます。
このようにITの力で業務の仕組み作りをしましょう!というのがシステム開発になります。
システムの構成イメージ
じゃあ実際にITを使ったシステムってどんなものなの?
というと、よくあるシステム構成のイメージが以下となります。*2
ITの知識がない人は少し厳しいかもしれませんが、普段使っているスマホやパソコンに照らし合わせて見て頂けるとわかりやすいかもしれません。
システム開発の作業概要
システムのイメージがわいてくると、システム開発って具体的に何するの?となると思います。
詳細は今後お話しするとして、大きく分けて2つの作業があるので概要だけ説明します。
アプリケーション開発
今回の例でいうとWebの画面やサーバ上で動くアプリ(PGM)を作成する作業です。
実際にはプログラムを作る人だけでなく、計画をする人や管理する人、プログラムを作成するための設計書を作る人など色々な役割分担があります。基盤構築と比較してかなり多くの作業量が必要になりますので、対応する人数も多くなります。システム基盤構築
今回の例でいうとサーバ自体を組み立てて初期セットアップをしたり、ネットワークを繋げたりするお仕事です。より技術的な知識が必要になってきます。
(適当なことを言って怒られそうですが、パソコンを買って、いろんなアプリをインストールして、フレッツ光を契約して設定する、みたいな感じ)
まとめ
「システム」についてまとめてみましたが、イメージ湧きましたでしょうか?
IT関連は難しい単語ばかりではじめは苦労すると思いますが、日常で利用しているもの等の理解しやすいものに置き換えながら順序立てて見ていけば理解できると思います。
こんなことがわからない!こんなのまとめてほしい!等ありましたらコメント頂ければと思います。
今後やる気次第でまとめてみます。